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整形外科

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腰部椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは?

椎間板が傷んでくると、ちょっとした動作や、長時間同じ姿勢をしただけで、椎間板の中心にある髄核という柔らかい部分が回りの硬い部分を破って後ろに飛び出してしまいます。

もともと椎間板のすぐ後ろには、腰や足につながる神経があるため、飛び出した髄核は神経を圧迫し、それにより腰や足に激しい痛みやしびれが出てきます。
これが椎間板ヘルニアです。

治療

飛び出した髄核を元に戻すことは現代医学ではできませんが、5年程度で殆どが自然吸収され、症状は軽くなるといわれています。
問題はその間の痛みをどうするかです。

ヘルニアは椎間板へ大きな体重がかかることでできるので、まずは椎間板への負担を減らすための日常生活の指導と、リハビリなどの治療でそれを軽減します。この間に鎮痛薬や湿布も併用し、痛みが高度のときは硬膜外注射や神経根ブロック等のペインコントロールの手技も行います。

これにより85~90パーセントの方は痛みが改善するといわれています。

しかし、それでも痛みが激しく日常生活が困難なときや、神経への圧迫が強く、神経の伝わりが障害され、一部の筋肉や内臓がうまく働かなくなってしまったときなどは手術をします。
最近は飛び出した髄核を内視鏡下でとることもできるようになり、手術による肉体的負担は飛躍的に少なくなりました。

腰椎分離症

症状・経過

腰椎分離症は、スポーツを活発におこなっている10歳代前半の伸び盛りの青少年にはじめは運動時の腰痛という形で出ます。運動の時には腰が痛いけれども、普段はなんともないといった程度で、運動を続けていくことも可能です。背中をそらす動作で腰痛が増すのが特徴で、しばしば前かがみも制限されます。

原因・病態

腰椎の後ろ半分は「椎弓」といってリング状の構造をしています。そのリングの斜め後方は細く弱い部分で、背中をそらす動作やジャンプからの着地のような動作で力がかかります。そういう動作が繰り返されると骨にひび(疲労骨折)が入ってきます。すべての人が分離症になるわけではなく、体質的な要因もあります。一番下の腰椎(第5腰椎)に好発します。

治療

分離症の起こり始めの段階では、骨の「ひび」はまだ治ります。まず、原因となったスポーツ、運動を休止させることが第一で、加えてコルセットで腰を固定し「ひび」の部位に力がかからないようにします。ただ、骨の「ひび」が入って時間がたったものは骨が再びつくことは期待できません。痛みのコントロールが治療の目標となります。痛みに対しては痛み止めを使ったりもしますが、筋のバランスをとるために腹筋訓練や背筋、大腿部の筋のストレッチングも重要です。
また、分離症の場合、ベースに発症しやすい体質がありますので、それを変えることにより再発防止にもなりますし、骨が付かなかった場合でも腰痛は無くなることが多いようです。

関節リウマチ

関節リウマチとは?

おもに手の指や手首の関節にはじまり、全身の関節の痛みがでて、徐々に関節が変形する病気です。原因はいまだ不明ですが、細菌などの病原体に対する抵抗力が、誤って、自分の体の関節に向かってしまう病気(自己免疫疾患)のひとつです。

診断

リウマチと似た症状を示す病気は多岐にわたり、それを正確に診断することが大切です。

症状の出始めた当初は、一部の関節炎だけなので、診断が難しいのですが、反面、発病後6ヶ月以内で急速に関節が変形することが多く、早期の診断と治療開始が関節の変形の予防に重要であることがわかってきました。

治療

リウマチの治療は抗リウマチ薬を使用します。
痛み止めや、ステロイドといったホルモン剤だけでは、痛みを緩和するだけで関節の破壊は殆ど抑えられません。

またステロイドは、副作用による骨粗鬆症、糖尿病、高血圧、白内障などが出現する可能性が高いので、抗リウマチ薬のみでは奏功しない場合にのみ少量使用します。
抗リウマチ薬は近年急速に開発が進んでおり、従来の内服薬で抑えきれない場合、近年開発された注射薬が高い有効率を示し、それにより関節破壊を著明に防げるようになりました。

残念ながら関節破壊が進行し、歩行が障害されてしまった方は、股関節、膝関節には人工関節を手術で装着することにより、痛みがとれ、歩けるようになります。肩や肘に人工関節を行っている施設もありますが、今のところ長期の成績は安定しておりません。

骨粗しょう症

骨粗しょう症とは?

骨の中身(骨量)は20代から30代にかけてピークとなりますが、その後は年齢とともに減っていきます。女性の場合特に閉経後に急速に進行します。

80歳くらいになると、若年時代に比べて男性で約30%、女性は約40%も骨量が減少するといわれます。それにより骨が弱くなってしまい、骨折を起こしやすくなった状態が骨粗しょう症と呼ばれます。

骨粗しょう症の問題

骨粗しょう症が進行すると、しりもちをついただけで腰の骨が折れたり(脊椎圧迫骨折)、転んで脚の付け根の骨が折れたり(大腿骨頚部骨折)、転んで手を突いただけで手首の骨が折れたり(橈骨遠位端骨折)します。

それにより、一気に日常生活が不自由になってしまうのが問題で、そのまま寝たきりになってしまうこともあります。

骨粗しょう症の症状は?

自覚症状は、時に腰痛を生ずることがありますが、ほとんどの場合は無症状で、骨塩量を測定しないとわからないのが実情です。

治療

骨粗しょう症の治療は、運動やカルシウム摂取等の生活指導と薬物療法に大別できます。
運動では、5,000歩あるいは30分間の歩行を推奨しています。
カルシウム摂取では、カルシウムの吸収を阻害する食品を避け、カルシウム吸収率の高い食品を摂取します。
薬物療法では、骨密度を回復させ、骨折を予防することを目標とします。原則的に、ビスホスホネート製剤、SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)などの骨折の予防効果が確認されている製剤を使用します。65歳以上の高齢者の方々には、カルシウムの腸管からの吸収を促すビタミンDが不足していることが多く、ビタミンD製剤を併用します。

治療効果は、4~6ヶ月毎の骨密度および血液検査と、臨床症状の改善度から総合的に判定しており、治療効果が低いと判断した場合には、治療薬の変更を行います。

関節の痛み

肩の痛み

50歳前後に肩の痛みと運動障害が起こるものを総称して五十肩と呼びますが、五十肩の中には実際にはいろいろな疾患が含まれます。

画像上明らかな原因が指摘できるものは教科書的な治療で比較的よく治りますが、画像上明らかな損傷が無くても痛みが続いたり、肩が固まって動かなくなってしまうものが有り、そのような場合、教科書的な治療では残念ながら自然経過を大きく変えることはできません。

教科書的には肩を自分で動かすエクササイズや筋トレを薦められますが、痛みを伴う場合はむしろ逆効果ですし、原因が分からないままエクササイズをしても確実な改善は期待できません。まずは原因を正しく診断し、それに対して特異的にアプローチしていく治療ができなくては治癒を望めず、画像で異常がない場合は高い診断能力と治療スキルを要すると考えます。

根本的な治療をしなければ痛みが取れても、動きの制限が残るのが特徴です。

五十肩の対策で、自分でできるリハビリテーションとしては、

  • 仰向けで痛くないほうの手で肩が痛い側の手首を握り、頭のほうへ上げる。
  • 四つん這いになり、お尻を足のほうへ下げて行き、肩を挙上させる。
  • テーブルと平行に腰をかけ、布やタオルなどでテーブルを拭く要領で、体を前屈させ、肩を挙上させ、今度は肘を引いて手を体側までゆっくりと引いてくる。
  • 手首に1~2キロの重りを付け、前かがみで上肢を振り子状に運動させる。

などの方法があります。いずれも、肩の筋肉を使わずに肩を動かすことが重要です。一度試してはいかがでしょうか?

肘の痛み

もっとも頻度が多いのは肘の外側の痛みで、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)といわれるものです。

30代後半以降に肘から始まる筋肉が弱化し、ものを握ったり雑巾を絞ったりする時に痛みが出ます。また、重労働に従事してきた方は、軟骨のすり減りで痛みが出る場合も有ります。

通常は注射やリハビリ等で軽快しますが、繰り返す場合、全身的な問題が有る場合が多く、やや特殊な治療を要します。

股関節の痛み

中年以降の股関節痛では変形性股関節症が比較的多い原因です。股関節の軟骨がすり減って痛みが出ます。

治療はリハビリが中心ですが、当院ではそれに加え、関節周囲の筋肉の過緊張を除去し、軟骨の負担を減らす治療をすることにより効果を上げています。

また、レントゲン上明らかに異常のない股関節の痛みもあり、これはスポーツ障害でもよく見られます。
MRIで異常が分かる疲労骨折、腸恥滑液包炎などもまれに有りますが、多くは機能的な原因によるもので原因を確実に診断し、原因部位に対し正確に治療をすることにより比較的容易に改善します。

小児や高齢者では鼠径ヘルニアも時に認めますが、その際は消化器外科での手術を要します。

膝の痛み

中年以降の膝関節痛では変形性膝関節症が最も多い原因です。膝の関節軟骨がすり減って痛みが出ます。

治療はリハビリ、関節内のヒアルロン酸注入などが一般的です。当院ではそれに加え関節の安定化を図り、軟骨の負担を減らす治療をすることにより効果を上げています。

また、レントゲン上明らかに異常のない痛みもよく経験します。5歳前後では夜間に痛みが強いものの昼間は比較的痛みが軽いものは成長痛と呼ばれています。また、同様の痛みをスポーツ活動をしている少年や成人でもかなり経験します。

半月板という軟骨の損傷に起因するものなど、MRIで異常が認められる場合もありますが、画像検査では明らかな異常を指摘できないもののほうが頻度としては多く経験します。そういった場合、詳細な診察により原因部位に対する適切な治療を行えば、構造的な問題は無いため比較的よく改善し再発予防にもなります。

足首の痛み

足首の痛みが続く場合も時に認めます。捻挫の後に痛みが引かない場合、しばらく経ってから痛みが出る場合、はっきりした原因無く痛みが出る場合があります。

足首だけが原因の場合も有りますが、全身的な問題が起因している場合も案外多く、その場合、全身的な治療を要します。

レントゲン上明らかな異常のある場合はむしろ少数で多くは機能的な原因によるものです。

肩関節亜脱臼

脳梗塞や脳出血後に肩の関節痛が持続し、レントゲンで見ると上腕骨が下に下がっている病気です。

当院での経験上、これも適切な部位に対する治療で痛みは比較的改善しやすい疾患です。

麻痺の重症度と肩の痛みやレントゲン所見が関係しないのが特徴です。

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